2011年05月07日

かぐや姫はなぜ月に帰らなければいけなかったのか


[竹取物語とは]
むかしむかしあるところに、なぜか潰れないさおだけ屋を営む竹取の翁というおじいさんと、おばあさんが暮らしていました。ある日おじいさんが竹を取りに竹藪に入ると、黄金に輝く竹を見つけます。「これはいいさおだけができそうだ」とその竹を切ってみると、なんと中からかわいい女の赤ちゃんがでてきました。新手の赤ちゃんポストだと思った心やさしいおじいさんは女の子をつれて帰り、「竹から生まれたかぐや姫」と名付けて大切に育てます。
やがてかぐや姫は大変うつくしい娘へと成長します。そんなかぐや姫の噂を聞きつけ5人の地位のある男性たちが求婚します。しかし仕事が楽しく、まだしばらくは独身を謳歌したいかぐや姫は5人に無理難題をふっかけることにします。それぞれに「福島第一原発の使用済み燃料棒」「o-111汚染ユッケ」「9.11首謀者の首」「グルーポン汚せち」そして「ソニーの流出名簿」を持ってくるよう命じたのです。女性がここまで無茶を言う場合はほぼ脈なしですが、空気を読まないことに定評のある日本人男性である5人はそれぞれ言われたものを取りに行く旅にでかけます。
男性たちはそれぞれ権力と知恵を使って言われたものを取りにでかけます。しかし、使用済み燃料棒を下請けに命じて取りに行かせようとした男は、マスコミにその非道ぶりを報道されて断念。汚染ユッケと汚せちを取りに行った二人は食中毒を起こし入院(ちなみにどんな生肉でも絶対に十分に火を通してから食べよう!By医療広報)。9.11首謀者の首は、射止めた張本人どころか国家代表が高らかに殺害に成功したことを宣誓し、国民が歓喜してお祭り騒ぎになったために失敗。ソニーの名簿を取りに行った男はハッカーとの接触をウィキリークスにかぎつけられ、無料ゲームを配信してうやむやにしようとしますが、みなが一斉に訴訟をおこし、弁護士費用でそれどころではなくなります。
「計画通り」とほくそえんでいたかぐや姫ですが、なんと帝が参戦。「僕とママ(=ダイアナ妃)をちなんだ盛大な式を挙げよう」と誘いかけます。
しかしこのころからなぜかかぐや姫はいっきにブルーに。空を見上げてはため息をつくようになります。そしてなんと「放射能マジで心配だから月に帰る」と言い始めます。月へ行くためのロケットのほうが放射濃度が高いんだと必死に竹取の翁は説得しますが、かぐや姫は聞く耳持ちません。ついに竹取の翁は帝に依頼してたくさんの兵士をつけてかぐや姫を護衛しますが、ある夜、ついにまぶしい光とともにかぐや姫は月へと帰っていきます。ちなみにその際、何匹かの牛も同時に宙へと舞い上がり、各地で畑に謎のサークルが一夜にしてあらわれたそうです。
めでたしめでたし。(…この記事そのものがバイオハザード)


GWも終わりにさしかかり、その悲しみをブログにていかんなく発揮している理沙です。というわけで今日も元気にこんにちは!
さて本日は「日本ビッチ列伝」で不動の2位をキープしているかぐや姫の昔話です。そこそこレベルの高い男子(目安的にはラスボスを5ターン以内で倒せる実力を持つけど、実際は腰をあげない程度)というものは無理難題をふっかけられるとかえって燃えるので恋愛においては効果的な戦略です。なお、レベルが低い男子(目安的には南のどうくつの山賊に苦戦しつつ勝利する程度)には逆効果なので気をつけましょう。また、ものすごくレベルの高い男子(目安的にはちゃんとラスボスを倒しつつもその後は姿を消す程度)は「アホかおまえ何様だ」とマジギレレベルなのですごく気をつけましょう。そんな人に会ってみたいぜ…。(´・ω・`)
ところでかぐや姫って結局なにしに来たんでしょうね。観光かMBA留学かな…。いやMBAだったら西海岸行くよな…。ちなみにかぐや姫=宇宙人説はその筋の方々の中では結構有力に語られる説らしく、関連した文献がたくさんでてきました。生きて行く上でかなり役に立たないマメ知識です。
しかし、この絶頂期に撤退する勇気というのはなかなか出ないものですよ。それは日経ビジネスさんでも紹介されていた通り。

撤退を阻む10の障壁
1.ライバルに負けるな
2.この事業はうちのDNAだ
3.そのうち利益は必ず出る
4.シナジー効果がある
5.社員の受け皿がない
出展:日経ビジネス2010年4月26日号「勝つための撤退」より


しかし感情に流されず、状況がまずくなったときに潔くひくことができれば、それは戦略上大変有意義でかなりのお金をセーブすることもできるわけです。もしそこまでふまえて撤退することができたら、それはもう「戦略的撤退」であり、あなたは負け犬どころではなく「戦略家」なのです。ポーター先生も「戦略とはなにをするかではなく、何をしないかを決めることである」とおっしゃってますしね!
このよい例が、DVD対ブルーレイ戦争。ゲーム理論の本でよく紹介される事例ですが、DVD勢(東芝)が、ブルーレイ(松下&ソニー)の前に撤退したことは皆さんの記憶にも新しいはず。「ええっ、もう諦めちゃうの?!(このDVDどうしろと!?)」というような反応はさておき、実はこれゲーム理論的はごくまっとうな判断だったそうですよ。
例えばソニーと東芝、それぞれ開発や広告費60億円かかったとします。どちらかが撤退して、独占できるようになると100億もうかるとします。つまりソニー・松下が撤退すれば、ソニー・松下:-60億、東芝:+40億。東芝が撤退すればソニー・松下:+40億、東芝-60億。しかしこのまま双方にらみ合いを続け、広告合戦・開発合戦を続けたら双方マイナスがどんどん膨れ上がるうえ、消費者の買い控えなども起きて最終的な被害は甚大になってしまいます。
他にもいろいろ理由はあるのですが、それを見越して東芝はとっとと撤退したとされています。ここで争うより、「メアリーもう俺帰るわ。そんでブルーレイ対応のなんかクールな機械開発するわ」というわけです。合戦に使うお金を開発費にまわし、今いる自分の顧客に買い替えをうながすというわけです。

というわけで、GWは心の中で永遠に生き続けるので、今日もめげずに「ご提案します!(`・ω・´)キリッ」

(プレゼン口調で)行きたいものは行かせてやれ。ただし、忘れたころに報復されないように飛行場の警戒は厳戒にね☆
(直後、怒った空飛ぶ神輿にミューティレーションされる)

最近提案がひどすぎると思う人はここをクリック
posted by s00rkawa at 15:52| Comment(5) | 競合優位性が勝負を制す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月04日

蜂と栗と臼と牛糞はなぜ一致団結することができたのか


[さるかに合戦とは]
むかしむかし、あるところにカニが住んでおりました。
ある日カニが横歩きでお散歩していると、ローソンの新潟コシヒカリおにぎりを見つけます。カニが喜んで食べようとしたところ、ずるがしこい猿が現れていいました。「カニどん、おにぎりは一度食べてしまったらそれっきり。代わりにこの柿の種と交換しよう。柿がなればもっとおなかいっぱい食べられるよ」ローソンが差別化を狙った高級おにぎりが食べたかったカニはこの申し出を拒否しますが、力づくでおにぎりを奪われてしまいます。
カニはこの柿の種を持ち帰り、大切に土に植えました。そして「早く芽をだせ柿の種、出さなきゃ鋏でちょん切るぞ。亀田のあられ、柿の種♪」と唄うと、なんということでしょう。すくすくと種が育ち、やがて大きな赤い実をたくさんつけた立派な柿の木となります。
しかしカニは木にのぼることができません。そこへまたまたずるがしこい猿が現れ、「ひとつ柿をもらえれば、とってあげよう」と持ちかけます。カニは喜んで承諾しますが、結局猿は自分だけ赤い柿を食べると、まだ青い堅い実をカニにぶつけたり灰皿でテキーラを飲ませため、カニは大けがを負ってしまいました。
さて、この話しを聞いた優しい蜂はたいそう怒り、猿をこらしめてやるため、力持ちの臼、勝気な栗、知恵物の牛糞を呼び集めます。4人は猿の留守をみはからい、そっと猿の家に忍び込みます。
その夜、猿が両手いっぱいに柿をかかえて帰ってきます。猿はまず囲炉裏で火にあたります。すると、ばちーんと大きな音がして水蒸気爆発が栗が飛び出し、猿は顔に大やけどをおいます。あわてて水ガメに顔をつっこんだところ、そこには蜂がいて刺されてしまいます。今度は外に飛び出しますが、糞にすべり、その上から臼がどっすんと音を立てて落ちてきてさるは死んでしまいます。悪いテロリストを倒した4人は喜んでお酒を飲んで街をパレードします。
こうして元気になったカニと蜂、臼、栗と牛糞は仲良く柿を食べることができました。
めでたしめでたし。(牛糞のインパクトにはかなわない…だと…)


世界広しといえど、牛糞がヒーローになる物語って本当に稀有だと思います。そして知恵物であろうとなかろうと、牛糞は牛糞だと思います。なにそのとってつけた設定。
というわけで今日は「さるかに合戦」のお話しです。ていうか異種コラボレーションの話しなんですけど、まさかの牛糞参戦に異種どころじゃないような気もしてきました。なにこのとんでもない違和感。
まあ、違和感といえばいろいろな企業がコラボレーションをはじめたときもそうでしたが:

ユニクロの企業コラボTシャツ
ut.jpg
*外人モデルを起用している理由を一度みんなでよく考えてほしい
違和感:☆
UT公式サイト:http://store.uniqlo.com/jp/store/feature/ut/top/

キングダムハーツ
kingh.jpg
*友人によると某ネズミはシルエットしか出ないそうです。そうまでして出すか…
違和感:☆☆
ここから買えます:KINGDOM HEARTS(キングダム ハーツ) / スクウェア

ANAとリカちゃん
5764400.jpg
*買ったのは大きな男の子のお友達なんだろうな…
違和感:☆☆
ANA機内販売カタログ:https://www.ana.co.jp/dom/inflight/shopping/index.html

名探偵コナンVSルパン三世
rconan.jpg
*でも銭形警部がイケメンだったのは大いに評価したい
違和感:☆☆☆
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=Kn86msmSzV0

ハローキティとモーターオイル
hk.jpg
*もはや何をしたいのやら
違和感:☆☆☆☆☆
アジップ公式サイト:http://www.showa-boeki.co.jp/lub/

2ちゃんねると避妊具
cond.jpg
*ひろゆき公認だそうです。(`・ω・´)キリッ
違和感:MAX
ここから買えます:2ちゃんねるコンドーム / 不二ラテックス

というわけで、なんだか流行ってるコラボレーション。たしかに話題性は抜群ですけど、他にどういうメリットがあるのかみんなで考えてみようぜ!
というわけで、困った時のポーター教授。ある意味これって垂直統合戦略に近いのかなあと思うのですけど。ちなみに垂直統合とは、技術的には別々の生産、流通、販売などをひとつの企業内にまとめること。ようは「俺らまとめるけど、品物作るのはメアリーの会社、それをケビンが配達して、ケンが売るのな」ということ。今回は別企業が提携しているので厳密には違うんですけど、その効果はほぼ同じじゃないでしょうか。

統合の経済性
UTがしてること:ユニクロとワンピースが組むことで、従来のキャラクター服飾グッズの一本化を図ってコストダウン
カニチームがしてること:攻撃力を分散して効果的かつ一人の負担を小さくしてます

技術の習得
UTがしてること:安価でTシャツをつくる方法と、キャラクターを売るノウハウの 技術の交換
カニチーム:知識(by牛糞)の共有や、お互いの攻撃方法などを間近で観察

需要と供給の確保
UTがしてること:例えば夏場はTシャツをたくさん作るよ!というような過不足ない関係が構築可能
カニチーム:まんべんなく猿にダメージを与えています

取引の圧力をかわして原価をつかむ
UTがしてること:お互いの原価がはっきり分かるため、戦略上いろいろと駆け引きできる
カニチーム:特になし

差別化
UTがしてること:まあ亀田製菓のTシャツをつくる会社はそうそうないと思います
カニチーム:世界に牛糞がヒーローになる物語があるでしょうか

他企業の参入の障壁をつくる
UTがしてること:企業コラボはユニクロの独占状態で、なにをやっても「後追い」「手遅れ」状態で、おいしいビジネスでもなかなか仲間に入れない(´・ω・`)
カニチーム:他の昔話よりも圧倒的なインパクト

収益のたかい事業に参入する
UT:例えばキャラクタービジネスへの参戦も、ノウハウと人脈を培っておけば安心
カニチーム:なんだかんだでおいしい柿を独占できることに
(参考:「ポーター教授『競争の戦略』入門」)


というわけで、カニ・臼・蜂・牛糞・栗の皆さんのさらなる発展を願い、「ご提案します(`・ω・´)キリッ」

(プレゼン口調で)すでにみなさん統合しているんで、あとはさらにどこと組むかなんですよね。とりあえずコラボTシャツを出してみればどうでしょう。その後ゲーム化して、最終的には避妊具になれば完璧だと思いますよ。
(直後栗が顔ではじけ蜂にさされて牛糞にすべって臼につぶされる)

理沙は多少つかれています
posted by s00rkawa at 22:38| Comment(0) | 競合優位性が勝負を制す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月03日

鬼が島の鬼たちはなぜ桃太郎に勝てなかったのか


[桃太郎とは]
むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日、界面活性剤の環境に与える影響を知らないおばあさんは川へ洗濯に、おじいさんは所有する土地の管理をするために山にでかけました。すると川上のほうからどんぶらこどんぶらこと大きな桃が流れてくるではありませんか。喜んだおばあさんはその大きいな桃を持ち帰ります。
家に帰り、おじいさんと二人でさあ食べようとしたとき、桃が割れて中から男の子が出てくるではありませんか。新手の赤ちゃんポストかと思った心やさしい老夫婦は子供を「桃太郎」と名付け、我が子同然にかわいがりました。
桃太郎は二人の里親の愛を受け、すくすくと元気に成長していきます。そんな桃太郎が中二になる頃、突然「自分は桃の呪いを受けている…。だけど自分の運命は自分で切り開かなくてはいけない。運命にもてあそばれるなんてごめんだ。おれは、鬼を、倒す…!」と鬼が島に鬼退治に行く決意をします。心やさしい老夫婦は必死に止めますが、中二病を発症した桃太郎は聞く耳を持ちません。せめてもと、おばあさんは日本一のきびだんご(当社比)を桃太郎に持たせてやります。
桃太郎が旅立ってしばらく行くと、犬に会います。犬は「こんにちワン、桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけたきび団子、ひとつ私に下さいな」と言います。桃太郎は「ポケモン、ゲットだぜ!」と声高く叫び、犬を家来にします。同様にサル、キジも捕獲して家来にさせます。きびだんご配ると、仲間が増えるね☆
というわけで鬼が島へやってきた一行。さっそくキジがひらりと門扉を飛び越え、鬼たちを偵察します。続いて猿が門扉を乗り越えてかんぬきを外し、犬が重い扉をあけます。鬼たちはびっくり仰天、しかし犬の噛みつき、猿のひっかき、キジのつっつき、そして桃太郎のかいしんのいちげきの前になすすべはありません。
やがて騒ぎは鬼の大将の耳に入り、桃太郎と鬼の大将が一騎打ちをすることに。しかし日本一のきびだんごを食べていた桃太郎はひらりと飛び上がると鬼の金棒を真っ二つに切ってしまいます。これにはさすがの鬼の大将も降参し、金銀の財宝を桃太郎たちに差し出します。
こうして桃太郎たちは金銀の財宝を持ち、おじいさんとおばあさんの待つ村へと元気よく帰っていったのでした。
めでたし、めでたし。(今回特に内容がひどいな…)


近所に巨大なスーパーの3軒があるにも関わらず、また徒歩圏内に4件目のスーパーがオープンした模様の理沙です。こんばんワニ。
さらにはコンビニと、ドラッグストアと、ディスカウントストアと、警察音楽隊基地もあるんですけど。あとご近所の大半工場なので、顧客がものすごく多いというわけでもなさそうですけど。うちの近所、すごいレッドオーシャンだなあ…。(´・ω・`)
というわけで先ほどさっそく偵察に行ってきたのですが、ソーセージの実演見てたせいでどうもさっきっから髪の毛からお好み焼き屋さん帰りみたいなにおいがするんですが。これってもういろんな意味で競合に負けてる気がするぞ…。それともなにか戦略系MBAをうならせるようなすごい策があるというのか…。(少なくともソーセージはうちでやってはいけないことがよく分かりましたけど)

というわけで、今日は桃太郎の昔話です!ちなみに上司からきびだんごをお土産をいただいたのですが、みんな何も考えずにむしゃむしゃ食べてました。あれ食べたら、鬼が島までコミットしないとダメなんだぞ…。
さて、育ちざかりで元気のいい桃太郎ですが、進撃の巨人を単身(+獣三匹)で倒すのには少々無理があるんじゃないかなと思うんですが、よく考えてみればそんなのはよくあることなんですよ。ええと、そうだスタバとか!(だいたい困ったときはスタバのケースが使えるMBAの仲間たち)
スターバックスがまったく未開拓の日本進出を決めた際、日本の飲食店の半数以上を占めていた喫茶店(いわゆるモーニングセットとか出してるような喫茶店です)は鼻で笑ったそうです。というのも、当時の日本の喫茶店利用者の9割近くが喫煙家。全席禁煙のスタバが対等に戦えるはずもなかったのです。
ところが日本の喫茶店が「誰がそんな高いコーヒー飲むかよ。しかも全席禁煙っておまwメアリーと薄いコーヒーでも飲んでろよ」とか昼寝してる間に、スターバックスはタバコの煙を嫌う女性客を中心にシェアを拡大。進出してほんの15年で、「お茶をする」イコール「スタバる」となったほどにまでよく知られるブランドとなりました。ちなみにスタバでの戦略的な過ごし方はこのブログのバックナンバーをチェキラ☆(★ゝω・)b⌒☆

star.jpg
天下のスタバも最初はこんな感じでした(これは世界で2軒目のスタバです)。この小さなお店がやがては「お茶をする」という定義そのものまで変えていっていったのがすごい。

starlogo.gif
ちなみに初期ロゴ。なんとなく会社の裏にあるコーヒーショップとかでありそう。
写真は欧米版Wikipediaより(http://en.wikipedia.org/wiki/Starbucks


ちなみに小さな会社(=桃太郎)が、大きな会社(=鬼)に勝つにはもちろんそれ相応の戦略がないと!というわけで、やっと本日の本題「ランチェスター戦略」のご紹介です。ランチェスター戦略をものすごーく簡単に言えば、あるグループの中で最大の力を持った人が「強者(=日本の喫茶店、鬼)」、それ以外をすべて「弱者(=スタバ、桃太郎)」とし、それぞれにたった5条ずつ戦略を上げています。たったの5条ですよ、片手で数えられるよ!やっぱり偉大なフレームほど簡単なものだよなあ。( ゚Д゚)
で、これが弱者の法則。下のピンク文字と緑文字は理沙的桃太郎・スタバの見解です:

1)なるべく局地戦を選ぶこと
2)接近戦を展開すること
桃太郎のしたこと:まずは村を襲う鬼から倒そう、ではなく初めから「鬼が島」をターゲット。また、街を襲う獣や他の怪物などは一切スルーし、ターゲットはとにかく鬼の首のみ!
スターバックスジャパンのしたこと:銀座で1号店をオープンし、その後も周辺地区のみで展開。例えば青山では向かい同士で2軒お店をオープンしたことも(これはまあいろいろ理由があるのですが)。また、コーヒー中心で店内で調理はしない、ターゲットは女性のみなどと絞り込みます

3)一騎打ち型を選ぶこと
桃太郎のしたこと:大暴れして鬼の大将をおびきだし、一騎打ちに持ち込む
スターバックスジャパンのしたこと:「第三の場所」と銘打ち、それほどコーヒーマニアでなくても、安定しておいしいコーヒーをくつろいで飲める環境を提供。このころの日本では一騎打ちどころかほぼ一人勝ちですよね

4)兵力の分散を避け、一点集中主義をとること
5)敵に分散と見せかけるための陽動作戦をとること
桃太郎のしたこと:1人と3匹は常に一緒に行動してました。あとそれぞれの特技を用いて鬼を攻撃してましたが、要は「大騒ぎして大将をおびきだすこと」が共通の認識でした
スターバックスジャパンのしたこと:コーヒーに特化しました。例えば「おいしいスイーツもいけるんじゃない?」などと考えてパテシィエを雇っていたらどうなっていたでしょう。まあ一時期CDを売ってた時期もあったけどさ…。「第3の場所と音楽はきってもきれない」って大コケしたようですけど、あれも作戦…ですよね?

うーん、桃太郎も図解ランチェスター法則入門読んでいたのかな??(´・ω・`)
というわけで進撃の鬼の皆さんに「ご提案します!(`・ω・´)キリッ」

(プレゼン口調で)まあ弱者の法則があるのなら、当然強者の法則もあるわけで。それこんな感じです:
1)なるべく確率戦に持ち込むこと
2)一騎打ちを避け、総合戦を展開すること
3)直接の接近戦を避け、間接・沿革的戦闘場面を作ること
4)圧倒的な兵力数による短期決戦を行うこと
5)敵を分散させるための誘導作戦をとること


要はですね、まず鬼が島を拠点にするのはいいんですけど、ここにそもそも侵入者を赦すべきではない。そして挑発されたくらいで大将が出張りさえしなければいいですよ。あとは兵力の問題ですけど、自分のおススメはロイヤル・オードナンス L7(戦車です)の導入です。対空迎撃戦にも優れてるんで、キジ対策もばっちりですよ。
(直後怒った進撃の鬼にきびだんごにされる)

ソーセージのにおいがとれない人はここをクリック
posted by s00rkawa at 19:37| Comment(0) | 競合優位性が勝負を制す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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