[竹取物語とは]
むかしむかしあるところに、なぜか潰れないさおだけ屋を営む竹取の翁というおじいさんと、おばあさんが暮らしていました。ある日おじいさんが竹を取りに竹藪に入ると、黄金に輝く竹を見つけます。「これはいいさおだけができそうだ」とその竹を切ってみると、なんと中からかわいい女の赤ちゃんがでてきました。新手の赤ちゃんポストだと思った心やさしいおじいさんは女の子をつれて帰り、「竹から生まれたかぐや姫」と名付けて大切に育てます。
やがてかぐや姫は大変うつくしい娘へと成長します。そんなかぐや姫の噂を聞きつけ5人の地位のある男性たちが求婚します。しかし仕事が楽しく、まだしばらくは独身を謳歌したいかぐや姫は5人に無理難題をふっかけることにします。それぞれに「福島第一原発の使用済み燃料棒」「o-111汚染ユッケ」「9.11首謀者の首」「グルーポン汚せち」そして「ソニーの流出名簿」を持ってくるよう命じたのです。女性がここまで無茶を言う場合はほぼ脈なしですが、空気を読まないことに定評のある日本人男性である5人はそれぞれ言われたものを取りに行く旅にでかけます。
男性たちはそれぞれ権力と知恵を使って言われたものを取りにでかけます。しかし、使用済み燃料棒を下請けに命じて取りに行かせようとした男は、マスコミにその非道ぶりを報道されて断念。汚染ユッケと汚せちを取りに行った二人は食中毒を起こし入院(ちなみにどんな生肉でも絶対に十分に火を通してから食べよう!By医療広報)。9.11首謀者の首は、射止めた張本人どころか国家代表が高らかに殺害に成功したことを宣誓し、国民が歓喜してお祭り騒ぎになったために失敗。ソニーの名簿を取りに行った男はハッカーとの接触をウィキリークスにかぎつけられ、無料ゲームを配信してうやむやにしようとしますが、みなが一斉に訴訟をおこし、弁護士費用でそれどころではなくなります。
「計画通り」とほくそえんでいたかぐや姫ですが、なんと帝が参戦。「僕とママ(=ダイアナ妃)をちなんだ盛大な式を挙げよう」と誘いかけます。
しかしこのころからなぜかかぐや姫はいっきにブルーに。空を見上げてはため息をつくようになります。そしてなんと「放射能マジで心配だから月に帰る」と言い始めます。月へ行くためのロケットのほうが放射濃度が高いんだと必死に竹取の翁は説得しますが、かぐや姫は聞く耳持ちません。ついに竹取の翁は帝に依頼してたくさんの兵士をつけてかぐや姫を護衛しますが、ある夜、ついにまぶしい光とともにかぐや姫は月へと帰っていきます。ちなみにその際、何匹かの牛も同時に宙へと舞い上がり、各地で畑に謎のサークルが一夜にしてあらわれたそうです。
めでたしめでたし。(…この記事そのものがバイオハザード)
GWも終わりにさしかかり、その悲しみをブログにていかんなく発揮している理沙です。というわけで今日も元気にこんにちは!
さて本日は「日本ビッチ列伝」で不動の2位をキープしているかぐや姫の昔話です。そこそこレベルの高い男子(目安的にはラスボスを5ターン以内で倒せる実力を持つけど、実際は腰をあげない程度)というものは無理難題をふっかけられるとかえって燃えるので恋愛においては効果的な戦略です。なお、レベルが低い男子(目安的には南のどうくつの山賊に苦戦しつつ勝利する程度)には逆効果なので気をつけましょう。また、ものすごくレベルの高い男子(目安的にはちゃんとラスボスを倒しつつもその後は姿を消す程度)は「アホかおまえ何様だ」とマジギレレベルなのですごく気をつけましょう。
ところでかぐや姫って結局なにしに来たんでしょうね。観光かMBA留学かな…。いやMBAだったら西海岸行くよな…。ちなみにかぐや姫=宇宙人説はその筋の方々の中では結構有力に語られる説らしく、関連した文献がたくさんでてきました。生きて行く上でかなり役に立たないマメ知識です。
しかし、この絶頂期に撤退する勇気というのはなかなか出ないものですよ。それは日経ビジネスさんでも紹介されていた通り。
撤退を阻む10の障壁
1.ライバルに負けるな
2.この事業はうちのDNAだ
3.そのうち利益は必ず出る
4.シナジー効果がある
5.社員の受け皿がない
出展:日経ビジネス2010年4月26日号「勝つための撤退」より
しかし感情に流されず、状況がまずくなったときに潔くひくことができれば、それは戦略上大変有意義でかなりのお金をセーブすることもできるわけです。もしそこまでふまえて撤退することができたら、それはもう「戦略的撤退」であり、あなたは負け犬どころではなく「戦略家」なのです。ポーター先生も「戦略とはなにをするかではなく、何をしないかを決めることである」とおっしゃってますしね!
このよい例が、DVD対ブルーレイ戦争。ゲーム理論の本でよく紹介される事例ですが、DVD勢(東芝)が、ブルーレイ(松下&ソニー)の前に撤退したことは皆さんの記憶にも新しいはず。「ええっ、もう諦めちゃうの?!(このDVDどうしろと!?)」というような反応はさておき、実はこれゲーム理論的はごくまっとうな判断だったそうですよ。
例えばソニーと東芝、それぞれ開発や広告費60億円かかったとします。どちらかが撤退して、独占できるようになると100億もうかるとします。つまりソニー・松下が撤退すれば、ソニー・松下:-60億、東芝:+40億。東芝が撤退すればソニー・松下:+40億、東芝-60億。しかしこのまま双方にらみ合いを続け、広告合戦・開発合戦を続けたら双方マイナスがどんどん膨れ上がるうえ、消費者の買い控えなども起きて最終的な被害は甚大になってしまいます。
他にもいろいろ理由はあるのですが、それを見越して東芝はとっとと撤退したとされています。ここで争うより、「メアリーもう俺帰るわ。そんでブルーレイ対応のなんかクールな機械開発するわ」というわけです。合戦に使うお金を開発費にまわし、今いる自分の顧客に買い替えをうながすというわけです。
というわけで、GWは心の中で永遠に生き続けるので、今日もめげずに「ご提案します!(`・ω・´)キリッ」
(プレゼン口調で)行きたいものは行かせてやれ。ただし、忘れたころに報復されないように飛行場の警戒は厳戒にね☆
(直後、怒った空飛ぶ神輿にミューティレーションされる)
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